ひきこもりサポーターフォローアップ研修を開催しました
先日、塩瀬公民館にて、「ひきこもりサポーターフォローアップ研修」を行いました。

今回の研修表題は「当事者にとってのひきこもりサポーターとは」でという事でお願いし、まずは小島先生からレジュメを使ってお話しいただき、その後当事者経験者のある二人にご登壇いただき、思いや感じたことなどを話していただきました。
ひきこもりと呼ばれる人がいなかったら生まれなかったはずの『ひきこもりサポーター」、この研修を通してその意味を改めて感じさせていただきました。

あやさんが細かなレポートを書いてくださっていたので、一部紹介させていただきます。
講師は、公認心理師の 小島先生。
心理・臨床、医療、教育、福祉など多方面の視点から、長年にわたりひきこもり支援に関わってこられた先生です。
研修中にも、多くの心に響く言葉がありました。その一部をご紹介します:
「家族が分かってくれない孤独」
「心に準備がないのに、オープンにはならない」
「空振りしても大丈夫」
「否定から入ると否定のループになる」
「今の否定が未来の否定=脅しになる」
「“○○だから大丈夫”という証拠や実績が自信になる。たとえば、入浴が週1回から週2回になるだけでも立派な実績」
特に私の心に残ったのは、
“家族や支援者が、本人のことを知り、わかろうとすること”という言葉。
そして、
「親への支援も大切。親も根をあげることがある。」
という一言には、思わず涙が込み上げました。
(あやさんの感想)
グループトークでは、参加されたサポーターの方の感想やそれぞれの抱えてる話をお話しいただきました。

こちらもあやさんが、一緒に登壇された方の言葉に、心を打たれるものがたくさんありましたと書いていますので、ご紹介させていただきます。
「支援よりも、理解してくれる人が欲しい」
「寄り添うのではなく、“添う”だけでいい」
「当事者ではなく、共事者」
「間の人、架け橋的な人がいてくれるとありがたい」
「人を癒せる人を、こうした講座で育てていってほしい」
会場からは『うん、うん』という相槌も聞こえてきて、共感された方もいたんだと思います。
講師を務めてくださった @kojima_frontier 小島先生はじめ、 皆さんの前で発表してくれた @coffeeoneplease あやさん、〇〇さん、そしてひきこもりサポーターのみなさま、ありがとうございました。