お知らせ

「出張京都コレカラ in 西宮」を開催しました

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【開催報告】

2/24に開催した『出張京都コレカラin西宮』開催しました。

キャンセルもありましたが、当事者や経験者の方6名、ご家族の方10名、ひきこもりサポーターの方5名(重複あり)の合計17名の参加でした。

普段の活動団体として

#ミニクローバーの会

#はじまりの街

#猪名川町ひきこもり家族会あんだんて

#toitoi

#ふわっと

#百生一輝

の方がご参加くださりました。

今回協力団体として準備や広報などお世話になったミニクローバーの方々には、大変お世話になりました。

いつも出張シリーズに駆けつけてくれるひきこもりサポーターの方にも感謝です👏

出張京都コレカラでは、板垣さん自己紹介に始まり、不登校になる前の事や、そこから23年にわたるひきこもりの状態の気持ちをわかりやすくお話しいただき、37歳の時にある事を機にひきこもりから脱する事になったお話し、そして現在の活動について1時間ほどお話しいただきました。

そして、その後は参加者の方が1人3分以内で自己紹介をし、その後そこで出た聞きたい事や話したい事を話しました。

2時間半という時間でしたがあっとゆーまで、終わってからもみなさん残られて話されてる方が多かったのが印象的でした。

今回、参加者のみなさまに感想をお聞きしているので、順にお伝えしたいと思います。

そして、板垣さんのインタビュー動画も元こもりむしのあっきーさんが撮影してくれたので、そちらの完成も楽しみにしていてくださいね!

次回の出張居場所こもりすは、3月13日に川西市で開催予定です。

ひきこもりの方の居場所が各市にひとつはできる様に、今後もできる範囲の活動をしていきたいと思います。

#京都コレカラ

#出張京都コレカラ

#出張居場所こもりす

#川西市

#いきがいさがし

#ひきこもり

#居場所

【参加された方の感想です】

❶参加者○○より

板垣さんのお話は、聞いたことがあったのですが、これまではほんのプロフィールに過ぎないと思われる程、深い思いが伝わったように思います。

強く印象に残った3点について書かせていただきます。

①10代20代は、まだエネルギーがあったが、30代になると諦めが強くなり、35才すぎてもう無理だとなっていったこと。

②お母さんの病気を機に、スイッチが入り、それをはっきり自覚できたこと。

③スイッチが入った強い気持ちは、時が経つに連れて下降してくるので、戻らないために、バイトをしようと決めたこと。そのための条件の整え方や、ネット応募ではタイムラグが気持ちを萎えさせることを自覚されて、タイミングを合わせていったことは、すごいです。

①から③までの先に、坊主頭で、空欄だらけの履歴書を持参した板垣さんを、サッカーの話をした挙げ句採用した店長が居て、まるでパズルのピースがパチンという音を立てるような、人生の分岐点だと感動しました。

ひきこもりは、不自由だという言葉も、残りました。

「京都コレカラ」の活動を応援したいですし、できたら協力させていただきたいと思います。

西宮に来ていただきありがとうございました。

➋参加者オノカエルより

京都コレカラin西宮に参加させて頂いて お話の中で印象に残ったのは こもりむしさんの背中を押すのは 専門家等肩書のある方ではなく 元当事者の方じゃないかと 話しやすい人がいたよ〜とか 役立つ情報を行った人から聞けたりとかが良いかな〜と言われた事です。

やっぱり同じ経験をされた方の言葉は 大きくて〜力強さは届くんだなぁ〜と感じました。

今はお仕事されていますが

ひきこもりに戻らなかったのは 近くの目が気になって

苦痛やストレスが大きくなり 1番しんどかったひきこもりに比べたら 今はまだましと話された事でした。

自分の子供が話しかけてくれると ついつい元気になったと思うけれど 心の中はまだまだしんどいだろうな〜と気づく事ができました。

京都コレカラの活動に 少しでもハードルを高くしないようにと話された事が 心にじ〜んときました。 参加された ご家族の方やこもりむしさんが発言されるのを お聞きして いつかは自分の子供も誰かの輪の中に入れる日が きっとくると信じたいと

思い 自分が参加させて頂けた事 本当にありがとうございました。

❸参加者○○より

板垣さんとは始まる前と後にも直接お話しさせて頂いて、とても気さくな方で面白いし、息子もこんな方とお知り合いになって、居場所にも通えるようになり、他人とも躊躇なく話せるようになったらいいのにな〜と思いました。

④参加者マムより

過去を振り返り生きづらさや不安の中で経験、歩んできた道思いは真実と思う。

人生の中でさまざまなつながりを持ち時には助けられながら自分らしく生きてきたことが今につながっているように思います。

不安の多いほど心の上等な人。がんばらないけどあきらめない。で行きましょう。

⑤参加者Y.Sより

元当事者の板垣さんのお話の中で印象に残ったことの一つがお母さんが引きこもりという生き方も認めてくれてたことでした。

なかなかそれが出来なくて、苦しんでいる家族の方が多いのではないでしょうか…。

働くことは正直しんどいけど引きこもりにはもう戻りたくないと仰ってましたが、

息子も中学校時代不登校だったのですが、仕事は忙しくて大変だけどもう昔みたいにはなりたくないと言っていた事を思い出しました。

忙しい合間を縫って、居場所での活動をされておられ、頭が下がります。

⑥登壇者板垣さんより

こんにちは。京都コレカラの板垣です。すみません!遅くなりましたが、ご参加頂いた皆さん、ご協力頂いた皆さん、そして、あっきーさん、岡本さん。本当にありがとうございました!歳をとったおかげで鈍感力が増して、細かい事を気にしなくなった結果、前日までほぼなんの準備もせず、当日は出たとこ勝負で、自分のこれまでの人生を振り返りながら、その時、思い出した事などをアドリブでお話しさせて頂きました。あんな感じで良かったのか不安ではありますが、終わった事なので、良しとしときます(笑)。今回、お母さんの参加が多かったように感じたので、ここで母親への印象を話したいと思います。ひきこもっていた時、母親は常に味方であったように思います。時にはケンカをしたり、無視をして話をしない時期もありましたが、いつも頼りになる存在でした。自分1人では何も出来ない、動けない中でも、代わりに頑張ってくれたのは母親でした。何も出来ない自分に腹立たしさや不甲斐なさを感じ、代わりに動いてくれている事に、情けなさや惨めさもあり、変なプライドから勝手に色んなことをするなと強がっていた時期もありましたが、一方で、心配してくれてるんだなと心の中では思っていました。親子だからこそ、なかなか口に出せない事も多いですし、正直に話すことが難しい面もあるのですが、いつも頼りになる存在でした。ひきこもりにとって、家の中での母親の存在は大きいので、優しさと、ちょっと刺激を与えるような激励を織り交ぜつつ、常に味方であり続けてもらいたいなと思っています。皆さん本当にありがとうございました!